ワークシートで楽譜について学んでいこう
広島なぎさ中学校
縄 裕次郎教諭
授業概要・学習のねらい
- 対象学年:中学1年生、中学2年生
小学校学習指導要領には、楽譜についての一定の知識を教えるように書いてあるが、現実的には児童への定着が図れていないことが多い。このため、個人的に楽器を習っていない生徒のほとんどは、楽譜についての知識が乏しいまま、中学校の授業を受けている。
楽譜についての知識がなければ、本来中学校で学ぶべき内容を理解することは難しい。そこで、毎回の授業の一部分を使って、Flat for Educationのワークシートを利用し、楽譜についての理解を促進していく。
音名の説明をした後、音名のワークシートに取り組む。
点数は提出時に自動採点で生徒に表示される設定にし、80点未満は提出をリセットして再提出とする。
Flat for EducationとGoogle Classroomを連携させ、Google Classroom上で集計し、評価に使う。
*イメージ画像
拍の理解の説明をした後、「拍の理解」のワークシートに取り組む。
自動採点後に生徒に点数が表示される設定にし、80点未満は提出をリセットして再提出とする。
このような形で年間を通し、楽譜の理解を深めていく。
1回の授業でワークシートにかける時間は長くても10分としているため、生徒は小テスト感覚で取り組むことができている。
1回の授業でワークシートにかける時間は長くても10分としているため、生徒は小テスト感覚で取り組むことができている。
授業のポイント
最初に説明し、問題を解かせる。生徒によって終わる時間がまちまちなので、早く終わった生徒向けに何か準備しておくとよい。また、楽譜を読む力をつけるため、ソルフェージュと合わせて行うとよい。
評価方法
点数を評価に用いる。
生徒の反応
真剣に取り組んでいる生徒が多い。