小学校4年生での聴音課題
岡山県・小学校
福島 雅子教諭
授業概要
対象学年:小学4年生
音楽科の授業の始まりに、聴音をしていました。音の上がり下がりに気を付けて簡単なド~ソまでの音を聴きとり、音符を入力していきます。
児童は音符の入力も簡単にできるようになりました。学年が上がるにつれて、4小節すべてを四分音符で聴き取れるようになればと思っています。
課題例
学習活動の流れ
聴き取り用の楽譜を作成し、生徒にテンプレート課題として配付する。
まずは全音符だけの4小節を作成し、3小節目の音のみ聴き取るようにしました。
生徒は楽譜の再生ボタンを押して音を聴き取り、3小節目に聴き取った音を入力します。
聴き取った音を入力したら提出します。
不正解の児童にはコメント欄にアドバイスをして、再提出をさせる。
授業のポイント
最初は授業の始めの時間に行っていました。
課題を配付した時点で児童はすぐに取り組むことができるため、後半は家庭学習で課題に取り組み、提出する児童が増えました。
評価方法
授業の始めに解答を大型テレビに掲示し、全体で確認する。
生徒の反応
児童は、クイズ感覚で楽しく課題に取り組むことができていた。
聴音課題の作成方法
基本の楽譜を作成する。
楽譜の音声のみをエクスポート。
基本の楽譜をコピーして、聴き取り用楽譜を作成する。
エクスポートした音声ファイルをアップロードし、聴き取り部分の音符を削除する。
エクスポートした音声ファイルをアップロードし、聴き取り部分の音符を削除する。
3の楽譜をテンプレート課題として生徒に配付する。
★ききとり課題の作成方法はこちらの動画でもご紹介しています。